はじめに
PostgreSQLを勉強するにあたって、構築や運用で必要そうな事を備忘として記事にしました。
本記事は、インデックスのアクセス状況に関する統計情報について記載しています。
前提
PostgreSQL 13 を使用しています。
pg_stat_all_indexesについて
pg_stat_all_indexesビューは、インデックス毎のアクセスに関する統計情報を表示します。
ことができます。
利用目的
- インデックスの利用状況確認
コマンド
SELECT * FROM pg_stat_all_indexes;
図. pg_stat_all_indexesビューの実行
主な表示項目
表. pg_stat_all_indexesビューの主な項目
| ビュー | 説明 |
|---|---|
| relid | テーブルのOID |
| indexrelid | インデックスのOID |
| schemaname | 属しているスキーマ名 |
| relname | テーブル名 |
| indexrelname | インデックス名 |
| idx_scan | インデックススキャンの実行回数 |
| idx_tup_read | インデクスから読みとられた行数 |
| idx_tup_fetch | インデックスからIndexScanにより読み取られた数 ※BitmapScanは除く |
参考文献
1. 勝俣 智成, 佐伯 昌樹, 原田 登志 (2018)「[改訂新版]内部構造から学ぶPostgreSQL 設計・運用計画の鉄則」技術評論社
2. 河原 翔 (2014)「LPI-Japan OSS-DB Gold 認定教材 PostgreSQL 高度技術者育成テキスト」エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社
3. OSS-DB道場